マドリットの美術館で中世~現代のヨーロッパ絵画を堪能


マドリットには有名なプラド美術館のほかにソフィア王妃芸術センター ティッセン・ボルネッサ美術館があり、美術館通り(Paseo del Arte)と呼ばれる通りの中心になっています。ご近所さん同士の3つの美術館ですが、今回はティッセン・ボルネッサ美術館についてふれてみたいと思います。

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この美術館の所蔵品は、ドイツの鉄鋼財閥ハインリッヒ・ティッセン・ボルネッサ男爵の親子2代にわたって収集した13世紀~20世紀までのヨーロッパ絵画が中心となっています。個人のコレクションとしては、英国王室のエリザベス女王に次いで第2位のボリュームということですから、よほどのお金持ちだったのですね。
美術館では13世紀~20世紀のヨーロッパ絵画を堪能することができるうえに、地上階には20世紀のアメリカンアートの作品のコレクションもあります。

上の2階から鑑賞していきましょう。2階には15世紀~17世紀の作品を中心に展示されています。
当時、フィレンツェで活躍していたドメニコ・ギルランダイオの
「ジョヴァンナ・トルナブオーニの肖像」があります。高貴な家系に生まれた女性の凛とした横顔が美しい肖像画ですが、絵は彼女の死後に描かれました。
他にも宮廷画家としてヘンリー8世に仕えたホルバインの「英国王ヘンリー8世の肖像」なども展示されています。




1階に下がると、印象派の画家たちの華やかな色彩が目に入ってきます。この階には17世紀~20世紀の印象派からフォービズムの作品が展示されています。
ティッセ・ボルネッサ美術館は、2004年に男爵の妻カルメンのコレクションの展示も始めました。彼女のコレクションには、印象派、ポスト印象派やフォービズムの作品が多くありましたので、ポスト印象派、フォービズムの作品群が充実しています。エドガー・ドガの「緑の服の踊り子」もあります。印象派の立役者といわれるドガですが、自身は写実主義であると主張していたそうです。




地上階に移ると一挙にモダンアート色が濃くなります。キュビスム、シュルレアリスム、ポップアートなど20世紀の作品が展示されています。ピカソやダリの傑作を前に中世から現代までのヨーロッパ絵画の変遷を味わうのも一考です。

美術館のミュージアムショップも充実しているので、ここでしか買えない1点もののおみやげを買うことができます。また、意外と疲れるのが美術館めぐりです。疲れたときにはガーデンレストランで休憩してリフレッシュがおすすめ。館内で売られているミネラルウォーターもボトルがおしゃれです。













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